大学留学 – イギリス
イギリス大学の魅力
イギリスには約100校の大学があります。日本の約800校と比べると少ないにも関わらず、名門大学が数多く存在し、教育水準がとても高い国です。アメリカのアイビーリーグのように、イギリスにもラッセルグループという優秀な大学の総称があります。現在は24校が加盟しており、世界大学ランキングの上位にランクインしています。より質の高い教育を求めて、世界中から留学生が集まります。
歴史
英語圏で一番古い大学はイギリスにあるオックスフォード大学で、11世紀末に設立されました。世界大学ランキングで1位に選ばれたり、ハリーポッターの舞台になったりと、日本でも知らない人はいない有名な大学です。
歴史や伝統のある大学はOld Universityと呼ばれる一方、近年Universityに昇格した大学はNew Universityと呼ばれ、比較的入学要件も易しい傾向にあります。
特徴
学部は3年制、修士は1年制になります(一部地域やコースを除く)。アメリカなどのリベラルアーツ系の大学と異なり、イギリスでは1年目から専攻のコースがスタートします。高校課程(A-level)でもそうですが、他の国と比べてより早い段階から専門性の高い勉強ができるのが特徴です。
入学方法
イギリスの大学では日本の高校卒業資格が認められていないため、日本の高校の途中、または卒業してから行く場合は下記いずれかの方法を取る必要があります。
① Foundation Courseを履修
日本の高校を卒業してから行く場合もっとも一般的なのは、ファウンデーションコース経由での大学入学になります。ファウンデーションコースは1年間で、大学直下のものと外部が運営しているものがあります。学部が3年間なので、ファウンデーションコースを合わせても4年間となり、卒業時期が日本とそれほど変わりません。
注意する点としては、オックスフォード大学やケンブリッジ大学といったトップ校、また医学部等の一部学部はファウンデーション経由では入れないため、A-levelを履修する必要があります。
② A-levelを履修
イギリスで認められているもっとも一般的な高校卒業資格です。A-levelは2年間なので、ファウンデーションコースを選んだ場合と比べると卒業時期は少し遅くなります。その分、全ての大学と学部を受けられるため、トップ校を目指す方にとっての選択肢となります。
③ インターナショナルスクールやIB認定校から
IBの修了資格はイギリスでも認められています。日本の高校でIBを履修されている場合は、現地の学生と同じプロセスで受験が可能です。